大手コンビニエンスストア向け情報分析システム
現在、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)業界は、お客様の嗜好に対応した品揃えの拡充や新商品開発に注力し、個々に最適な販売促進活動(ターゲットマーケティング)を展開することで、売上高の拡大を目指しています。
具体的な策として、コンビニ各社は、『情報分析システム』へのIT投資に注力しています。
『情報分析システム』は、POSシステムをはじめ、会計システム、商品発注システム、他社提携カード連携システムなど、100種類以上あるサブシステムから情報を収集します。このシステムは、各種情報の種類・特性などにより加工及び整理を行う「データ収集システム」及び「データ収集システム」により整理された情報を蓄積する「データ蓄積システム」並びに必要なデータが閲覧できる「閲覧システム」の3種類のシステムで構成されています。
当社は、これまで流通業界向け「商品管理システム」で蓄積した業務ノウハウを活かした「データ収集システム」の開発を受託しています。
「データ収集システム」が各サブシステムから取得する情報量は、数テラバイトに及ぶビッグデータであり、加えて、異業種企業とのポイントカードの共通化や商品の品揃え拡充などにより、その情報量は益々増加しています。当社は、ハードウェアや効率的な情報の加工及び連携などの見直しにより、従来システムと比べ処理速度を数倍程度速めることを実現します。
当社は、このシステムの開発を通してコンビニ業界の経営戦略の実現に貢献してまいります。